ゴルフ4です。4も登場から20年が経過していますがパーツ供給がある限り、まだまだ乗れます。この辺りの年式だと構造が単純なのでミッションやエンジンがドカンといかない限り、ゾンビのようにすぐに復活します。今回はエンジン不動でレッカーで登場。
当社に到着直後はエンジンは一発始動でしたが、暖気後にエンスト。そして再始動不可。冷ますと始動可能。これはクランクセンサーが一番怪しいということで、センサーのカプラーを見てみたら中にオイルが!
試しにカプラー内部のオイルを洗浄してみるとエンジンが何とか始動できました。ここの接触もダメなのは間違い無さそうです。
一応、センサー自体もテストしましたが、温度が上がると断線しそうになるのでセンサー自体もダメでした。さらにセンサー自体にクラックがあり、そこから油圧によってオイルが侵入し、毛細管現象でカプラーまでオイルが上がってきていることがわかりました。上の画像でカプラー内にオイルが入っているのがそうです。
センサーを新品に交換して、冷間時と暖気時の実測を点検してガンガン試運転を繰り返して終了です。不良だったセンサーは社外品でした。計測するセンサー類は社外製品はよくないです。