おはようごうざいます。
融雪剤の予防としてENDOXの施工が増えてきました。
今回はトヨタのTUNDRA(タンドラ)です。間違ってツンドラと読んでしまっても構いません。なぜなら名前の由来がアラスカのツンドラだから(笑)
ボディは異常に大きいので、フロアもそれなりにペイント箇所があると想像してましたが、北米仕様だからかフェンダー内以外には何も防錆処理はされていません。
こりゃENDOX何本使うのかな・・・・。森本は納得いくまでペイントしますのでケチらないので遠慮なくいかせてもらいました。画像は施工前の準備でマスキング中です。新聞紙が詰められているのはエンジンルームに極力ENDOXが入らないようにするため。ENDOXはどうしても施工後に焼けたよな臭いがしてしまいます。これを少しでも軽減するためです。
こんな感じでマスキングは進められます。実はENDOX施工作業の8割はマスキングなのです。これをきっちりと行うことで下から横からENDOXをガンガン吹き付けられ作業が早く進みます。
そのために使用するマスカー紙、新聞紙、マスキングテープはかなりの量を使います。今回のタンドラは尋常じゃありません(笑) 冗談でもなんでもなく、マスキングだけで半日使います。御客様がペイントしてほしくない部分のマスキングはもちろんですがENDOXのゴム粒子は普通のシャシブラックと違って圧縮エアで吹き付ける分、凄く強く飛散しますので、とにかく吹き付けるイメージをしながら丁寧にしないとダメなんです。
施工後です。これは普段はスペアタイヤが付いているので見えませんが、融雪剤が下へ落ちないので一番錆びるポイントですから厚塗りです。リアのアクスル廻りのブレーキラインも同様に腐食しやすい部分ですのでガッチリとENDOXで保護しました。
TRDのスタビライザーはお客様の依頼で本来のレッドを残していますので 一粒のENDOXも付着していないはずです(笑) フロアはご覧のように全塗りです。
ミッションの上、アクスルの上、隙間、見える部分はすべて作業します。大げさですが一カ所も塗り残しがないと思います。
下から見て確認してほしいくらい完璧です(笑) 今回はENDOXを8本!も使いました。それにマルチワックス(フロアに空いてる穴から内部に拡散して吹き付ける防錆剤の新兵器)を半量。錆転換剤はほぼ新車だったので少々使ってます。
ENDOXはお勧めする商品ですが、車体の錆の進行によっては錆転換剤のみの施工の方が良い場合もあります。検討中の方は一度お車を拝見させて頂いてご相談の上で作業させて頂きます。
おまけ
森本は遂に子供と約束を果たしました。
国産の松茸です。買ったのではなく戴いたのですが(笑)
早速松茸ご飯にしました。子供は意外に感動しませんでした(泣) 味は別として熊の方がウケたかも。
正月に恒例(?)になっている不思議な食べ物を用意して挽回してみます。