中井です。

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札幌では朝方マイナス10度程ですが占冠ではマイナス30度超を記録するなどと厳しい寒さが続いています。
これだけ寒いと人の体にも車にとってもあまり体調を維持するのが容易な環境ではありません。
以前も紹介しましたが寒冷地ならではの不具合、今年も何例か不具合が発生しましたので御紹介します。
在庫車のゴルフⅤ エンジンが掛からなくなってしまいました。

外に展示してあったので外気は氷点下、
あまりにも寒いので工場へ入れて暖房環境が整った所で探求した所、
マフラー内で水分が凍結して排気を塞いだ状態でした。
マフラーを途中で外してやれば始動はするのですが手間が掛かるので工場内に放置しておく事に・・・
で、頃合をみてクランキングさせてやるとボコボコ言いながら始動しました。
この状態で屋外に展示しておくと又凍結してしまうのでエンジンを痛めない程度に空ぶかしを繰り返してやります。
マフラーの出口からは大量の水が排出されました。
受け皿に溜まっているのはマフラーから排出された水分です。
こうなる原因としては長時間のアイドリングや短時間での始動と停止の繰り返しが挙げられます。
展示場の敷地内で降雪があった翌日には場内の在庫車を移動させて除雪を行う為、
数十メートルを移動後すぐにエンジン停止この繰り返しがマフラー内に水分を堆積させます。
この不具合を未然に防ぐには出来るだけ水温計の針が常温になる前に
エンジンを停めない事などが挙げられるのですが
オーナーさんの使用環境によっては無理な場合もあるはずですからそういった場合
停止直前に空ぶかししてエンジンを停めるのが有効だと思います。  
              
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