こちらは、お客様から冷間時エンジン始動不良とエンストの修理依頼されたBMWミニ R60 クロスオーバーです。受けた時エンジンが温まっていて不調は無く、テスターで見てもフォルトメモリーはありませんでした。
冷間時の不調といえば水温センサーが定番なので、次の日冷間時の状態を確認する為冷却水温を点検します。水温計が無いのでメーターの裏メニューから水温計を呼び出して見ると、外気温が7℃なのにメーターでは18℃になっています。これでは冷間時の燃料制御が合わないので水温センサーを交換します。
画像を撮り忘れ、これはクーパーSのターボエンジンの物ですが構造は変わりません。
付いていたセンサーはサーモスタットと一体なので、サーモハウジングごとの交換になります。
交換後再度確認すると、外気温7℃で水温も7℃になりエンジンの始動が良く、エンストも無くなり完治しました。