森本です

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おはようございます。森本です。今日は最近多く出回っている激安パーツについてのお話。

ヤフオク!などを見ていると、輸入車のパーツなども非常に安価で売られていて中には定価の半額どころか1/5くらいの価格のビックり商品もあります。純正品ではない”社外品”であってもOEM製品で名のあるメーカーのものであれば大丈夫・・・だとは思いますが、激安品に限っては中国製(ネットでは中華〇〇とか呼ばれるもの)などの粗悪品もあります。先日、車検でお預かりした車輛でエンジン不調がありました。アイドリングでのハンチング、吹けない、シフトタイミングがおかしい・・・など、もろにエアマス(エアフロメーター)不良の症状。テスター診断など総合的に原因を突き詰めるとやはりエアマス不良。

エアマスはベンツやワーゲンでもよく壊れるパーツであり、ネット上でも症状の見分け方や交換方法などの情報があるために、オーナーの中には価格が高い純正品ではなくネットで売られている安い社外エアマスを買ってしまうケースがあります。今回のこの車両も付いていたパーツは社外品でした。しばらくは走っていたようですが1万キロほどで故障しました。OEM以外の社外品と判断したのはエアマスに付いている品番やメーカー名の刻印が無かったことと、取付けのOリングが小さい・・などちょっと怪しい部分があったからです。激安品は単純に純正のコピーか?と興味があったので分解してみました。

これがエアマス。エンジン入る空気量を測定しています。測定値が滅茶苦茶になればエンジン不調などを起こします。画像の中央付近に金属プレートが見えます。ここに電流を通して加熱しておき、空気が通過すると熱が奪われます。ここの抵抗が変化することで吸入空気量を検出しています。ホットワイヤー式と呼ばれるものです。ちなみにこれはボッシュ製OEMで純正品も全く同じ構造です。

これがOEMではない、本当の社外品のエアマス。中を開けてびっくり。なにこれって感じです・・・・。 金属プレートは在りません。似たような形の基盤の間に細い抵抗付きの熱線が一本。確かに熱線はあるので”ホットワイヤー式”なのかも知れませんが(笑) これだと故障していなかった新品状態であっても純正同様の機能は発揮していなかったと思われます。エアマスは精密部品であり測定値がそのままエンジンのレスポンスやパワーにつながります。エアマスも含めて電装パーツの激安な社外品はやはりダメです。買わないでください。

それからもうひとつ。最近はタイヤなんかもビックリするほど安いものが出ています(これも中華が多いのです)。 17インチ18インチなどでも数千円なんてのもあります。普通に使う分には問題ないのか?と私は思っていましたが、実際に数件の御客様の持ち込みで組み換えをしていると安物タイヤの特徴がわかってきました。ビード部分(ホイールリムにタイヤを固定する為の重要な部分。高炭素鋼を束ねた構造でタイヤの中で一番固い)が異常に柔らかいのです。ホイールに組み付ける際に普通はココが固くて苦労するのですが、それは皆無(笑) 伸びる伸びる。笑ってしまうほどです。ミシュランなどは逆でビードが固くてサイドウォールが柔らかいのが特徴なのですが、激安タイヤは全部柔らかいです。ラジコン同様、走り方によってはホイールからタイヤが外れる・・・なんて心配もあります。これって知らないオーナーさんは普通に使うかも知れませんが、私のように実際に組み換えを経験してしまうと一生買うことはないと思います。 それから輸入車に乗っているのならタイヤのメーカーには拘ってほしいなというのも個人的にあります。

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