森本です

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朝晩が肌寒くなってきました。体調管理に気をつけましょう。

車の整備をしていると車体構造などに疑問をもったり、なるほど!と思う部分が多く有ります。今日は真面目なお話です。

今日はベンツA160が3台も入ってます。 この車は構造上、整備がちょっと大変だったりします(故障も多いのですが・・・)。この車が特殊な構造になったのには理由があって元々が蓄電池やモーターを搭載した電気自動車のコンセプトで設計された為にボディ(フロア)が二階建て構造になっているのです。 

この車を下から見るとエンジン~ミッションの後に大きな空間があります。カバーで覆われてはいますが恐らくここに本来は蓄電池を搭載させようとしたのだと思います。結局、ボディは完成したのですが搭載するモーター他の開発が大幅に遅れて仕方なく(?)普通のレシプロエンジンを搭載しています。 エンジンもミッションも車体に合わせて全てが傾斜した不思議な専用設計でエンジンルームからフロアまでの空間に詰まっています。メーカー曰く、「衝突の場合にはエンジンやトランスミッションが床下(本来の電池室)に潜り込むことで、高い衝突安全性を誇る」といいます。 

Aクラスはもう一つ外観にも特徴があります。タイヤが外側に位置し意外と車高が低いのです。踏ん張った感じでカッコはいいのですが、これはエルクテスト(鹿の急な飛び出しを避けるテスト)で転倒してしまうという事実が判明しリコール対策でこうなったのです。 ESP の標準化、タイヤサイズの変更、トレッド拡大と車高を低下させることでの低重心化で転倒する危険はクリアしたのですが、これも本来はフロア下にあるはずの巨大な蓄電池が無いが故の”高重心”によるバランスの悪さが原因ではなかったのか?と思います。

フロアにある空間が本当に最初から安全面を考慮したものなのか、電池搭載のための空間だったのか・・・・・謎です。

 

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