森本です

  1. featured
  2. 27 view

先週の更新で書いたとおり二台の911を復活させました!

こちらは6年ぶりの復活。燃料が満タンな分、ワニスによる堆積物が多くて大変でした。この車両、純正RSショック(ピロアッパー)が付いているので足がかなり締め上げられてます。

ブレーキに若干の引きずりが見られたのでローターの研磨と同時にキャリパーもOHしました。ポルシェのブレーキは「宇宙一のブレーキシステム」と言われるほど車重に対してオーバークオリティなのですが、その主となるのがこのブレンボキャリパーです。画像のように上と下でピストンの大きさが違っていて「異径ピストン」と呼ばれます。ここでウンチクですが、なぜ異型なのかというとパスカルの原理で径の小さなピストンは作動が早く初期のブレーキ動作で働くためコントロールがしやすいという点。もう一つはローターが侵入する側(キャリパー上部)はどうしてもパッドの減りが早くなるために上に小さいピストン、下を大きなピストンにする事でパッドにかかる圧力を均等にする効果があります。どちらも聞いた話ですが・・・。

こちらは5年ぶりの復活。こちらも同様にラインの堆積物は多かったのですが、タンク内の堆積物は少なかったようです。今回勉強させていただいたのは長期保管する際は満タンとかではなく「動かす」事が重要だということ。改めてわかったのは燃料を満タンにすれば結露しないので錆による心配は少なくなり・・・・・これは確かにそうですが911は樹脂製タンクなのでタンク自体は腐食しません。今回の2台も腐食していたのは燃料ゲージの内部と底にあるスチール部分だけでした(これによってゲージは使えなくなってしまいました)。 満タンにすれば結露の防止にはなりますがその分ワニスが下に溜まる量は多くなるということです。そして燃料ライン内では動かないガソリンが酸化してワニスが溜まります。時々エンジンを始動させることでライン内でガソリンが動き、ワニスによる詰まりは予防できます。 放置している車があったら時々動かしましょう!(森本も冬眠から覚めない2年モノのアウディがあるので人事じゃないですが)

おまけ

関係ないですが、今回大活躍したベンツの燃料ポンプです。これを先に仮付けで組み付けて洗浄剤入りのガソリンを回してライン洗浄しました。堆積物が残っていた場合、新品の燃料ポンプを取り付けても再度詰まってしまう危険があるからです。 今回は2台ともスムーズに作業が進みましたが、整備の中では色々な工夫をしていました。

 

.

関連記事

まもなく春の全国交通安全運動

春の全国交通安全運動にご協力お願いします。今回の安全運動では、歩行者の安全の確保に重点を置いて横断歩道は歩行者優先を強く訴求していくとしております。ド…

  • 123 view

Wi-Fi 飛んでます

みなさま当店でWi-Fiサービスを導入していることはご存知ですか?工場メンテナンス利用時などの待ち時間で、無線LAN内蔵パソコン・スマートフォン・タブレット端…

  • 37 view

8月末のご挨拶

8月の最終営業日です。今月は、みなさまの真っ黒に日焼けした笑顔を見て、愛車と共に充実した夏休みを迎えられたと嬉しく思います。これからもより良いサービスの向…

  • 128 view

GTRのオーダーを頂きました。

長年にわたりお世話になっているお客様に、究極のドライビングプレジャーである、スカイラインGTRのご注文を頂きました。弊社としては珍しいご注文ですが、創業当時に初代GT…

  • 43 view

視界良好ワイパー交換

今日は雨の札幌です。雨の日、雪の日、ワイパーは良好な視界を確保するためにいつも酷使しているものです。いざ雨が降ってきたときに使ってみると、水はけが悪い…

  • 113 view

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。